言わせたい台詞、とか

　お部屋片付かない……実家に帰るために片付けなければならないのに……
　空も明るんできました。ねむいです。


　22日に拍手下さった方、ありがとうございましたｖ
　神代異聞を手放しで面白いと言っていただけて、とても嬉しいです！


　続きは超ネタバレです。
　「神代異聞」と短編「龍神～」読了済みの方はどうぞ。

　大抵の場合、小説はストーリィの作成から入るのですが、たまに「この台詞だけは必ずこのキャラに言わせる。絶対に言わせる」という決意にかられることがあります。

　宿那の、
「望もうが、望むまいが、王はこいつ以外に有り得ない！」

　八千穂の、
「この国、この出雲だけは渡さない。高天原との戦に、身を賭してきた者らが住む国だ！」

　またシロウとヤエの、
「龍神なぞ、俺は火筒で撃ってやる！」
「河を治めることが出来るなら、そうすればいい」

　あたりが自分でも自覚して「言わせた」台詞です。
　エクスクラメーションマーク率高い（笑）
　感情の爆発部分、といった感じですね。
　ヤエちゃんだけは抑え気味ですが……
　これらの台詞を言わせるために、それまでずっと行動してもらった……というわけです。
　宿那は中盤の台詞ですが、他の子はラストシーンですね。
　つまり、これらが、私が「書きたかったこと」の結晶なんだろうなあ、と。


　「一角紀」にも、そういった台詞がいくつか入ってくる、はずです。
　というか「一角紀」の登場人物の場合少々特殊で、彼らのうちの何人かは、現在の一角紀世界を構築する以前……別の複数の物語世界であった頃の形質を、そのまま引き継いでるんですよね。
　だから、時々、引きずられます。
　脳内で出来てる「キャラクターの相性」と、「現在進行しているキャラクター間の交友関係」がズレてるのが悪いんですけどね……
　誰と誰が「本来のペア（あるいはトリオ）」なのか等は……まあ名前を見てればすぐ分かります（苦笑）
　早く出会わせてあげたいなあ、と思いつつ、ストーリィ優先のためかなり先になりそうです。