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 やはり反応があるほうが執筆が楽しいので、あちこち登録させていただいています。
 思えば、神代の原稿が最も進んだのもレビューサイトさんで取り上げてもらった頃でした。
 大変分かりやすい脳ミソです。
 そんな『神代異聞』の宣伝文句は、

『時は神代、高天原と豊葦原は、長き戦を続けていた。』

 という一節に尽きるところでした。
 だって主人公が地味なんですもの……舞台背景の壮大さをアピールしようかと思って。
 サイトをご覧の方はご存知の通り、『神代異聞』トップに書いてある一文です。
 他には、更新のたびに少しずつ主人公の心情変化や戦況なんかを書いていたのですけれど、やはり私にとって神代異聞を紹介しようとしたときにとりあえず言いたい一節ではあるのです。

 一方、『一角紀』のトップにも一文が刻んであります。

『世界が動乱を向かえるその時を、人は、 “一角紀” と呼んできた。』

 どの時だよ、みたいな(笑)
 まあ、それは、序章まで目を通していただければ分かるんですけどね。
 一角紀の場合は、序章が世界観の概観となっています。
 こういった手法が少々チープであることは自覚しているのですけれど、この「一角紀」という「現象」と「時代」(タイトルではなく)を認識させるのに、本文中での説明ではあまりに拙いと判断したためです。
 説明くさい文章を書き綴るくらいなら、潔く序章に身をゆだねようかと。。
 さて、更にもう一つ、今現在の状況における『一角紀』ならではの宣伝文句があります。
 登録させていただいているサーチさんや、更新宣伝掲示板などでしばしば書いているフレーズですが、サイトには全く記載していません。
 一角紀を生きる彼らを外側から見た時、どうなるのかという描写だからです。

 「獰悪なる一角を屠った魔術の使い手は、身の丈腰ほどの小人であった。
  小人を伴う若き商人は、角有る娘と共に帝都を目指す。
  異端の次期王位継承者、宝玉を生む者、生ける羅針盤。
  彼らは、世界の行く末をまだ知らない。」

 ……まだ知らない、のです。
 何故ならば、彼らはヒトであるから。
 主要「人物」が中盤までに出揃う『一角紀』だからこそ、ヒトを概観することが出来ます。
 神代異聞では出来なかった2ルート同時進行ですが、きっとどちらのルートも同じ場所に着地するでしょう。
 しかし、そんなヒトの傍らにあって、風読は、どんな世界を見ているのでしょうか?
 その思惑が解き明かされるのは、第四章かもしれません。

 ……ただ、こうやって書き並べるとバクシダールだけがいかにもキャラ的に無力ですねえ。
 彼もまた、角を有したノセリのように一角紀の犠牲者ではあるのですが。
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