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 『神代』のイメージカラーは、でした。
 タイトルバナーや壁紙などでははっきりとわかりますけどね。
 これは、古墳時代のガラス玉とヒスイ玉のイメージです。
 また、海と森に閉ざされた豊葦原、という原風景も重なってきます。
 八千穂自身は「黒」の人なのですが、五十猛、須世理、水臣、という初期メンバーの色彩描写が青と緑に偏るのもそのためです。
 阿久斗と宿那は少々事情が異なるので、この法則は適用されませんが。。
 一方で、いわゆる「敵方」の八上や輝血などが暖色に分類される色彩を有するのも、こちらとの対比のためでした。
 太陽神を中心とした高天原的な色彩は、やはり暖色かなあと思ったので。
 しかし読了済みの方にはお分かりのように、ラスボスのあの人の色彩描写はその枠組みを取り払ったものです。
 つまり、高天原と豊葦原、という対立構造を一気に別の印象にしたかったわけです。

 さて、『一角紀』はどうかと言いますと、タイトルバナーも壁紙も、紫です。
 風読たちの描写を見ても分かるように、紫は少々特別なのです。
 ……そして、連載当初から採用している壁紙にひっそりと写るの色。
 これも、実は大切な色だったりします……特に、第二章まで読了なさった方にはお分かりかもしれません。
 二色に共通するのは「中間色」。
 神代よりもさらに「色」が重要になる一角紀世界で、この二色はどのように立ち振る舞ってくれるのでしょうか。

 ちなみに、どちらのメイン長編の壁紙も自作の写真素材を使用しています。
 『神代異聞』の勾玉は、皮紐に通したガラス玉を撮影しました。
 『一角紀』の縦にループする植物は、実家の裏庭に生えていたものです。
 ムラサキシブでしょうか、コムラサキでしょうか、実家を離れた今では判然としません。
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