×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『神代』のイメージカラーは青と緑、でした。
タイトルバナーや壁紙などでははっきりとわかりますけどね。
これは、古墳時代のガラス玉とヒスイ玉のイメージです。
また、海と森に閉ざされた豊葦原、という原風景も重なってきます。
八千穂自身は「黒」の人なのですが、五十猛、須世理、水臣、という初期メンバーの色彩描写が青と緑に偏るのもそのためです。
阿久斗と宿那は少々事情が異なるので、この法則は適用されませんが。。
一方で、いわゆる「敵方」の八上や輝血などが暖色に分類される色彩を有するのも、こちらとの対比のためでした。
太陽神を中心とした高天原的な色彩は、やはり暖色かなあと思ったので。
しかし読了済みの方にはお分かりのように、ラスボスのあの人の色彩描写はその枠組みを取り払ったものです。
つまり、高天原と豊葦原、という対立構造を一気に別の印象にしたかったわけです。
さて、『一角紀』はどうかと言いますと、タイトルバナーも壁紙も紫、紫です。
風読たちの描写を見ても分かるように、紫は少々特別なのです。
……そして、連載当初から採用している壁紙にひっそりと写る緑の色。
これも、実は大切な色だったりします……特に、第二章まで読了なさった方にはお分かりかもしれません。
二色に共通するのは「中間色」。
神代よりもさらに「色」が重要になる一角紀世界で、この二色はどのように立ち振る舞ってくれるのでしょうか。
ちなみに、どちらのメイン長編の壁紙も自作の写真素材を使用しています。
『神代異聞』の勾玉は、皮紐に通したガラス玉を撮影しました。
『一角紀』の縦にループする植物は、実家の裏庭に生えていたものです。
ムラサキシブでしょうか、コムラサキでしょうか、実家を離れた今では判然としません。
タイトルバナーや壁紙などでははっきりとわかりますけどね。
これは、古墳時代のガラス玉とヒスイ玉のイメージです。
また、海と森に閉ざされた豊葦原、という原風景も重なってきます。
八千穂自身は「黒」の人なのですが、五十猛、須世理、水臣、という初期メンバーの色彩描写が青と緑に偏るのもそのためです。
阿久斗と宿那は少々事情が異なるので、この法則は適用されませんが。。
一方で、いわゆる「敵方」の八上や輝血などが暖色に分類される色彩を有するのも、こちらとの対比のためでした。
太陽神を中心とした高天原的な色彩は、やはり暖色かなあと思ったので。
しかし読了済みの方にはお分かりのように、ラスボスのあの人の色彩描写はその枠組みを取り払ったものです。
つまり、高天原と豊葦原、という対立構造を一気に別の印象にしたかったわけです。
さて、『一角紀』はどうかと言いますと、タイトルバナーも壁紙も紫、紫です。
風読たちの描写を見ても分かるように、紫は少々特別なのです。
……そして、連載当初から採用している壁紙にひっそりと写る緑の色。
これも、実は大切な色だったりします……特に、第二章まで読了なさった方にはお分かりかもしれません。
二色に共通するのは「中間色」。
神代よりもさらに「色」が重要になる一角紀世界で、この二色はどのように立ち振る舞ってくれるのでしょうか。
ちなみに、どちらのメイン長編の壁紙も自作の写真素材を使用しています。
『神代異聞』の勾玉は、皮紐に通したガラス玉を撮影しました。
『一角紀』の縦にループする植物は、実家の裏庭に生えていたものです。
ムラサキシブでしょうか、コムラサキでしょうか、実家を離れた今では判然としません。
PR
やはり反応があるほうが執筆が楽しいので、あちこち登録させていただいています。
思えば、神代の原稿が最も進んだのもレビューサイトさんで取り上げてもらった頃でした。
大変分かりやすい脳ミソです。
そんな『神代異聞』の宣伝文句は、
『時は神代、高天原と豊葦原は、長き戦を続けていた。』
という一節に尽きるところでした。
だって主人公が地味なんですもの……舞台背景の壮大さをアピールしようかと思って。
サイトをご覧の方はご存知の通り、『神代異聞』トップに書いてある一文です。
他には、更新のたびに少しずつ主人公の心情変化や戦況なんかを書いていたのですけれど、やはり私にとって神代異聞を紹介しようとしたときにとりあえず言いたい一節ではあるのです。
一方、『一角紀』のトップにも一文が刻んであります。
『世界が動乱を向かえるその時を、人は、 “一角紀” と呼んできた。』
どの時だよ、みたいな(笑)
まあ、それは、序章まで目を通していただければ分かるんですけどね。
一角紀の場合は、序章が世界観の概観となっています。
こういった手法が少々チープであることは自覚しているのですけれど、この「一角紀」という「現象」と「時代」(タイトルではなく)を認識させるのに、本文中での説明ではあまりに拙いと判断したためです。
説明くさい文章を書き綴るくらいなら、潔く序章に身をゆだねようかと。。
さて、更にもう一つ、今現在の状況における『一角紀』ならではの宣伝文句があります。
登録させていただいているサーチさんや、更新宣伝掲示板などでしばしば書いているフレーズですが、サイトには全く記載していません。
一角紀を生きる彼らを外側から見た時、どうなるのかという描写だからです。
「獰悪なる一角を屠った魔術の使い手は、身の丈腰ほどの小人であった。
小人を伴う若き商人は、角有る娘と共に帝都を目指す。
異端の次期王位継承者、宝玉を生む者、生ける羅針盤。
彼らは、世界の行く末をまだ知らない。」
……まだ知らない、のです。
何故ならば、彼らはヒトであるから。
主要「人物」が中盤までに出揃う『一角紀』だからこそ、ヒトを概観することが出来ます。
神代異聞では出来なかった2ルート同時進行ですが、きっとどちらのルートも同じ場所に着地するでしょう。
しかし、そんなヒトの傍らにあって、風読は、どんな世界を見ているのでしょうか?
その思惑が解き明かされるのは、第四章かもしれません。
……ただ、こうやって書き並べるとバクシダールだけがいかにもキャラ的に無力ですねえ。
彼もまた、角を有したノセリのように一角紀の犠牲者ではあるのですが。
思えば、神代の原稿が最も進んだのもレビューサイトさんで取り上げてもらった頃でした。
大変分かりやすい脳ミソです。
そんな『神代異聞』の宣伝文句は、
『時は神代、高天原と豊葦原は、長き戦を続けていた。』
という一節に尽きるところでした。
だって主人公が地味なんですもの……舞台背景の壮大さをアピールしようかと思って。
サイトをご覧の方はご存知の通り、『神代異聞』トップに書いてある一文です。
他には、更新のたびに少しずつ主人公の心情変化や戦況なんかを書いていたのですけれど、やはり私にとって神代異聞を紹介しようとしたときにとりあえず言いたい一節ではあるのです。
一方、『一角紀』のトップにも一文が刻んであります。
『世界が動乱を向かえるその時を、人は、 “一角紀” と呼んできた。』
どの時だよ、みたいな(笑)
まあ、それは、序章まで目を通していただければ分かるんですけどね。
一角紀の場合は、序章が世界観の概観となっています。
こういった手法が少々チープであることは自覚しているのですけれど、この「一角紀」という「現象」と「時代」(タイトルではなく)を認識させるのに、本文中での説明ではあまりに拙いと判断したためです。
説明くさい文章を書き綴るくらいなら、潔く序章に身をゆだねようかと。。
さて、更にもう一つ、今現在の状況における『一角紀』ならではの宣伝文句があります。
登録させていただいているサーチさんや、更新宣伝掲示板などでしばしば書いているフレーズですが、サイトには全く記載していません。
一角紀を生きる彼らを外側から見た時、どうなるのかという描写だからです。
「獰悪なる一角を屠った魔術の使い手は、身の丈腰ほどの小人であった。
小人を伴う若き商人は、角有る娘と共に帝都を目指す。
異端の次期王位継承者、宝玉を生む者、生ける羅針盤。
彼らは、世界の行く末をまだ知らない。」
……まだ知らない、のです。
何故ならば、彼らはヒトであるから。
主要「人物」が中盤までに出揃う『一角紀』だからこそ、ヒトを概観することが出来ます。
神代異聞では出来なかった2ルート同時進行ですが、きっとどちらのルートも同じ場所に着地するでしょう。
しかし、そんなヒトの傍らにあって、風読は、どんな世界を見ているのでしょうか?
その思惑が解き明かされるのは、第四章かもしれません。
……ただ、こうやって書き並べるとバクシダールだけがいかにもキャラ的に無力ですねえ。
彼もまた、角を有したノセリのように一角紀の犠牲者ではあるのですが。
ちょっとだけ再起動してみましょうかね?
HN変えました。「佐井原 景」と申します。
オフラインの方ではしばらく「京佐」で押し通します。
一角紀、更新です。
部活の読み会でもやっぱり「キャラクター同士に遠慮が…」みたいなことを言われてしまっていたのですが、東西組は第三章第二節(つまり今回更新分)からが一番打ち解けるスロースタートだったのです(言い訳がましい!)
↑で言っている「東西組」は主にバクシダールとノセリですが、会話中に出てくる「ジン一家」も少しずつ絡んでくるハズです。
ちなみに「南北組」がセルテクトとカルディン、ニフラン、カロナ、そしてまだ見ぬ船員の皆さんといったところです。
こちらはセルテクトが一番引っ込み思案で困ったものですね。
気を抜くとすぐ主人公格が喋らなくなるのが特徴です。
さて、上記に風読の皆さんが入っていないのはどうしてなのか?
彼らは敵か? 味方か? カウボーイなのか?
そのあたり、まだまだ書いてゆかねばなりません。
更に言えば「そもそも小人は何人いるのか?」
一角紀を終わらせるために寡兵で頑張る彼らの人数、予測しやすいのはしやすいはずです。
……まだ見ぬ風読の登場も、心待ちにしておいてください。
短編も書きました。
うーん、ノスタルジック。
HN変えました。「佐井原 景」と申します。
オフラインの方ではしばらく「京佐」で押し通します。
一角紀、更新です。
部活の読み会でもやっぱり「キャラクター同士に遠慮が…」みたいなことを言われてしまっていたのですが、東西組は第三章第二節(つまり今回更新分)からが一番打ち解けるスロースタートだったのです(言い訳がましい!)
↑で言っている「東西組」は主にバクシダールとノセリですが、会話中に出てくる「ジン一家」も少しずつ絡んでくるハズです。
ちなみに「南北組」がセルテクトとカルディン、ニフラン、カロナ、そしてまだ見ぬ船員の皆さんといったところです。
こちらはセルテクトが一番引っ込み思案で困ったものですね。
気を抜くとすぐ主人公格が喋らなくなるのが特徴です。
さて、上記に風読の皆さんが入っていないのはどうしてなのか?
彼らは敵か? 味方か? カウボーイなのか?
そのあたり、まだまだ書いてゆかねばなりません。
更に言えば「そもそも小人は何人いるのか?」
一角紀を終わらせるために寡兵で頑張る彼らの人数、予測しやすいのはしやすいはずです。
……まだ見ぬ風読の登場も、心待ちにしておいてください。
短編も書きました。
うーん、ノスタルジック。